この気持ちはどこから
親を憎む気持ち
別に悪い人ではないのだけれど、
どうしても払拭できない気持ち
この原因を、私なりにずっと考えてきた。
芽生えは小学校高学年から
「反抗期」
だと思う。
きっかけは、「女だから」という理由で、野球部に入らせてくれなかったこと。
この日から、「なぜこの人たちのところに生まれてきてしまったのだろう…」という憎しみというか、絶望というか…が明確に生まれた。
高校に上がる時、母は友人と
「こどもは反抗期なかったよ」
という話をしていた
私が大声で叫んだり泣いたりしなかったから
だと思う。
親に気持ちが伝わらないと感じたとき、
中学生の私は
部屋で声を押し殺して泣くか、
お風呂で口パク妄想会話をするか。
ーーー
小学生の時にはちゃんと泣いていた。
でも、泣いていると、
親に「どういう気持ちなの?」
と聞かれて、うまく答えられず
「よく分からない」と言われ、
【孤独感】に襲われたあの数回で
[情緒が不安定な時は、干渉されない方が傷つかない]
とバリアを張るけついをした。
でも、赤の他人にはベラベラ話してしまう。
最近この感覚が「一般的ではない」ということを知った。
『普通、家庭のことベラベラ話す?』
『そんだけ話せてるなら大丈夫でしょ』
『自分であとから「言っちゃったなぁ」とか思わないの?』
あぁ、世間はそういう。
なるほど。
…どうしよう、よくわからん。
ーーー
心理カウンセラーは、2週間に1度のペースで話を聞いてくれる。
たくさん溜まっていた石を少しずつかきだすような、そういう作業。
スッキリするのだけれど、私は片付ける術がないので、かきだしっぱなし。
またよく分からない感情がこみあげてきて、泣く。
10月からはずっとそんな感じ。
カウンセラーの先生は親身で、しっかり解決しようとしてくれている。
次のキーは【甲状腺】らしい。
値が高いという。
来週は甲状腺の検査。
何か、新たな発見があればいいな。